こんにちわ。

 

先日は珍しく家屋解体の仕事をさせて頂きました。

 

 

少し税金のハナシです。

住宅を建てると土地と建物に固定資産税がかかります。

しかし建物（住宅）がある土地は減税の対象となり、幾分税金が安くなります。

 

つまり、建物がないと減税の措置がないため固定資産税が

高くなってしまいます。

だから、住まなくなった家は解体しないで放置されることが多いのです。

そもそも住宅を解体するのにも大体100万円くらいかかりますので。

 

そこで

昨年５月にひっそりと『空き家対策等の推進に関する特別措置法』が施行されました。

行政は『特定空き家』について所有者に除去、修繕などの助言や命令、勧告などが出来ます

・指導→勧告→命令→代執行の措置

所有者が従わない場合には、行政代執行の可能性もある法律です！！

 

特定空き家とは、建物が危険であったり、衛生的に問題がある場合、適切な管理が行われていない

場合に認定されます。

これに認定されると減税措置はなくります。

小規模住宅用地であれば1/6減免、一般住宅用地であれば1/3減免が適用されなくなり、

それぞれ固定資産税が6倍、3倍に増えてしまうのです。

すでに行政が動いている地域もあるようです。

 

街の景観・近隣の方のことを考えると物騒な空き家は解体してほしいです。